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17人が死傷した東京・秋葉原の無差別殺傷事件は7日、発生から1か月になる。 安心して楽しめるはずの歩行者天国で、なぜ家族が命を奪われなければならなかったのか。被害者の遺族たちは、抑えきれない怒りとやりきれない思いに苦しんできた。重傷を負った被害者も、突然襲った恐怖から抜け出せず、事件の傷跡は消えない。 買い物の最中に刺殺された元会社員宮本直樹さん(31)(埼玉県蕨市)。父親惇彦(あつひこ)さん(60)は先月29日、妻都美子さん(58)や直樹さんの弟(29)とともに、家族そろって初めて現場を訪れた。 警視庁の捜査員から、死亡した7人のうち、宮本さんは一番最後に襲われたこと、交差点付近で刺されて数十メートル逃げた路上で力尽きたことなどの説明を受けた。 「残念だっただろう」 惇彦さんは、宮本さんが倒れた場所で手を合わせると、心の中で語りかけた。 |
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